共有不動産の売却

不動産を複数人で所有することは多々あります。

親御さんが子供たち不公平にならない様に配慮した

共同名義不動産ですが

これを売却する場合は
もめ事になる場合が多いです

 

全員売却に賛成ならいいのですが
問題は
売却反対者が出た場合

です

 

話し合いで解決するのが一番いい方法

ですが
こじれると別の方法を検討しなければいけません

 

一般的に

共有者が多くなればなるほど、活用方法や売却に対して

色々な考え方が対立し複雑化します

 

 

そのままにしておくと
①    共有者が認知症になった場合にはより複雑になる
②    相続により次世代に引き継がれた場合、子や孫が関係悪化につながる
などの不利益が発生します

 

場合によっては司法書士や弁護士などの第3者を介して
客観的な視点から説明してもらう方がいい場合もあります

また、ケースによっては持ち分だけ処理する方法もあります

 

そこでも解決しない場合は
訴訟

となります

 

共有名義分割請求となった場合は、判決によって分割方法を決められ
それを拒否することは基本できません

 

時間的、精神的、費用面で裁判は出来るだけ避けたいですが
そうなる場合も想定して進めなければいつもでもそのまま・・・

 

挙句の果ては何の利用もされず

税金だけを払い続けることになります